初めまして、明日霧(アスキリ@asukiri)です。
当記事では、上記のような疑問・悩みを解決できるように
- 全消防職員
を対象に、明日霧(アスキリ)が解説します。
医療保険を検討する際、どれ位の保証が必要かを見積もるため
掛かる金額を把握することはとても重要です。
入院で掛かる費目は大きく分けて
- 医療費(保険適用)or医療費(保険適用外)
- 病院食代(食費)
- 差額ベッド代(特別療養環境室料)
- その他(雑費)
があります。
今回は、この内②病院食代(食費)について解説していきます。
▼ その他の費目について知りたい方は ▼
>>消防士に民間の医療保険は必要?【まとめ】
>>消防士に民間の医療保険は必要?医療費編
>>消防士に民間の医療保険は必要?先進医療編
>>消防士に民間の医療保険は必要?差額ベッド代編
>>その他(雑費)
それでは、ともに学びましょう!!
前提:病院食代とは?
病院に入院すると、医療費などの他に
入院中に提供される食事代等を別に支払う必要があります。
また、病院食代は一部自己負担です
① 病院食代(食費)の自己負担額は?
入院中に病院から提供される食事代については、標準負担額が決められており
この標準負担額を患者が自己負担し、残りを共済組合が入院時食事療養費として負担することで
食事代は全国一律の値段で決まっています
2021年現在、標準負担額が460円ですが
過去の推移は
- 平成28年3月まで「260円」
- 平成28年4月から「360円」
- 平成30年4月から「460円」⇦ 2021年現在
となっており、今後増額される可能性もあります
② 病院食代(食費)はいくら?:正しく見積もる方法
病院食代(食費)を医療保険で備えるか判断するための
食費を正しく見積もるには
『病院へ支払う病院食代(食費)』 ー 『普段の食費』
を計算する
なぜなら、入院をした場合
病院食を提供してもらうため、病院食代を病院へ支払う必要がありますが
健康状態でも食事をするため、単純に生活費にプラスされるわけではありません
保険を検討する上で
普段の生活費と比較して、どれだけ支出が増えるかが重要であるため
差額分をしっかり計算しましょう
増える支出:病院へ支払う病院食代(食費)
例)30日入院した場合、自己負担額は
1食につき 460円
1日3食(1,380円)×30日 ⇒ 41,400円
※この金額だけを示し保険を勧める保険の営業担当もいます
減る支出:普段の食費
入院中の食事は病院で食べるため
普段の食費が30日分浮くことになります
普段の食費は人によって異なるので
次の項で食費別に考えていきましょう
実質増額する食費の自己負担額
普段の食費が
- 2万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ +21,400円
- 3万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ +11,400円
- 4万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ + 1,400円
- 5万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ - 8,600円
(細かい話をすると、自炊であれば光熱費、外食であれば移動費なども掛かるため、さらに差額は縮まります)
今回は30日入院する仮定で見積もりましたが、30日も入院させてもらえること自体稀ですね(^_^;)
まとめ:病院食代を医療保険で備える必要はない
今回は、病院食代(食費)について解説しました。
これらを踏まえて、病院食代(食費)を医療保険で備える必要があるか考えてみましょう
明日霧(アスキリ)の結論は
増額する食費の自己負担額で考えると、数千~2万円/月程度のため
医療保険で備える必要はなし
(保険を支払っているつもりで貯蓄で備えます)
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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