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【医療保険】消防士に民間の医療保険は必要?(病院食代編) 普段も食費はかかります【貯める力(節約)】

初めまして、明日霧(アスキリ@asukiri)です。

  • 病院食代(食費)はいくら掛かる?
  • 病院食代(食費)の正しい見積もり方法は?

当記事では、上記のような疑問・悩みを解決できるように

想定読者
  • 全消防職員

を対象に、明日霧(アスキリ)が解説します。

医療保険を検討する際、どれ位の保証が必要かを見積もるため
掛かる金額を把握することはとても重要です。

入院で掛かる費目は大きく分けて

  1. 医療費(保険適用)or医療費(保険適用外)
  2. 病院食代(食費)
  3. 差額ベッド代(特別療養環境室料)
  4. その他(雑費)

があります。

今回は、この内②病院食代(食費)について解説していきます。

その他の費目について知りたい方は
 >>消防士に民間の医療保険は必要?【まとめ】
  >>消防士に民間の医療保険は必要?医療費編
  >>消防士に民間の医療保険は必要?先進医療編
  >>消防士に民間の医療保険は必要?差額ベッド代編
  >>その他(雑費)

それでは、ともに学びましょう!!

前提:病院食代とは?

病院に入院すると、医療費などの他に
入院中に提供される食事代等を別に支払う必要があります。
また、病院食代は一部自己負担です

① 病院食代(食費)の自己負担額は?

入院中に病院から提供される食事代については、標準負担額が決められており
この標準負担額を患者が自己負担し、残りを共済組合が入院時食事療養費として負担することで
食事代は全国一律の値段で決まっています

2021年現在、標準負担額が460円ですが
過去の推移は

  • 平成28年3月まで「260円」
  • 平成28年4月から「360円」
  • 平成30年4月から「460円」⇦ 2021年現在

となっており、今後増額される可能性もあります

② 病院食代(食費)はいくら?:正しく見積もる方法

病院食代(食費)を医療保険で備えるか判断するための
食費を正しく見積もるには

『病院へ支払う病院食代(食費)』 ー 『普段の食費』
を計算する

なぜなら、入院をした場合
病院食を提供してもらうため、病院食代を病院へ支払う必要がありますが
健康状態でも食事をするため、単純に生活費にプラスされるわけではありません

保険を検討する上で
普段の生活費と比較して、どれだけ支出が増えるかが重要であるため
差額分をしっかり計算しましょう

増える支出:病院へ支払う病院食代(食費)

例)30日入院した場合、自己負担額は
1食につき 460円
1日3食(1,380円)×30日 ⇒ 41,400円

※この金額だけを示し保険を勧める保険の営業担当もいます

減る支出:普段の食費

入院中の食事は病院で食べるため
普段の食費が30日分浮くことになります

普段の食費は人によって異なるので
次の項で食費別に考えていきましょう

実質増額する食費の自己負担額

普段の食費が

  • 2万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ +21,400円
  • 3万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ +11,400円
  • 4万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ + 1,400円
  • 5万円/月の場合 増額する自己負担分 ⇒ - 8,600円

(細かい話をすると、自炊であれば光熱費、外食であれば移動費なども掛かるため、さらに差額は縮まります)

今回は30日入院する仮定で見積もりましたが、30日も入院させてもらえること自体稀ですね(^_^;)

まとめ:病院食代を医療保険で備える必要はない

今回は、病院食代(食費)について解説しました。

  • 食費は入院に関係なく掛かる生活費
  • 入院時食事療養費の制度で1食420円
  • 増額する食費の自己負担額で考える

これらを踏まえて、病院食代(食費)を医療保険で備える必要があるか考えてみましょう

明日霧(アスキリ)の結論は

増額する食費の自己負担額で考えると、数千~2万円/月程度のため
医療保険で備える必要はなし
(保険を支払っているつもりで貯蓄で備えます)

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

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